2016年05月20日
タトゥーシールを作ってみた(前編)
こんにちは。
ハマポリ装備でタトゥーを表現するにはタトゥースリーブを利用するのが一番お手軽ですが、破けやすかったり好みの柄がなかったりなど色々不満点もあるわけです。
そこでUOC7参加に向けたささやかな仕込みも兼ねてオリジナルのタトゥーシールを試作してみました。
使用するのはエレコムのタトゥーシールA4サイズ。
タトゥーシール用紙ってハガキサイズしかないのかと勝手に思い込んでいましたが大きいのもあるんですね〜
これを使えば広い面積のタトゥーが作れます。元ネタイラストの和彫りは概ね七分袖で、これくらいの袖丈を再現したいところ。
一応、既製品でも四分から五分袖くらいの和彫りのタトゥーシールってあるにはあるんですがそれはひとまず置いておいて・・・オリジナルタトゥーの可能性を模索するというのが今回の眼目です。
普通腕の和彫りというと肩から胸まで一体となったデザインですがTシャツの袖から見える部分だけ作ればオッケーということで割り切り、なんとなく港町ヨコハマをイメージして錨と蛸の柄を描きました。試作なこともありとりあえず色は紺一色の渋いイメージで。それも肌の色に乗せてくすむ分を考慮して手探りで若干明るめに設定しました。
しかし僕の技量の限界のハナシでもありますが彫り物っぽい絵ってなかなか難しいです。この辺は今後の研究課題ですね。
絵ができたらタトゥーシールの説明書に従ってプリント、乾燥、粘着材シート貼りなどを行います。
説明書にはプリントしたら10分程度乾燥させるとありますが10分と言わずしっかり乾燥させた方が良さそうです。まだ2回しか作ってないですが自然乾燥10分よりドライヤー弱温風3分程度+10分乾燥させた方がその後の作業がやりやすかったです。
追記:なるべく長時間乾燥させるのがいいみたいです。2,3時間自然乾燥させたものは後のベースシートを剥がす工程が嘘みたいにスムーズでした。
乾燥させたら粘着材シートを貼ります。これも説明書ではコインなどでこすりしっかり密着させるとありますが面積が広いのでコインだと大変です。スプーンの腹とか、あるいはもっと一度に広い範囲を密着できる何かナイスな道具でもって、かなり力いっぱいかつ満遍なくこすり着けて下さい。シールを作り置きして保管する場合はここまでの作業で。次の工程からは実際に使用する段階になります。
粘着材シートのベースシートを剥がします。結構粘着力があり丁寧に剥がさないと写真のようにインク面がベースシートに持って行かれます。プリント後の乾燥が不十分だとこれが起こりやすいです。こうなってしまったら傷が浅いうちにカッターでインク面をベースシートから切り離してしまいましょう。
また、粘着材シートとプリントの密着が甘いと粘着材がベースシートの方にくっついて行ってしまいます。ベースシートが綺麗な透明フィルムの状態ではがせるのが理想のコンディションのようです。
ベースシートをはがしたら準備完了です。
風呂場で半裸になってタトゥーシールを腕のいい位置に巻きつけて、片方の端からたっぷり水を含ませたタオルを当てて徐々に貼り付け、台紙を剥がしていきます。この時密着が弱かった部分などからインクが溶けてタオルに色移りします。追記:2,3時間乾燥バージョンはこの点も若干改善できました。
どうしても気泡が入るので適宜水タオルで追い出しましょう。ただサイズが大きいので完璧に追い出すのは難しそうです。深追いすると破けたところからインクが溶けたりしてドツボにはまります。ある程度のところで諦めてドライヤー弱温風でさっと乾燥させ完成としましょう。乾いても柔軟性はある程度あるので完璧でなくともなんとかなります。
んー、ぱっと見は中々それっぽいんじゃないでしょーか。
よく見るとシールが破けてメロメロになっていたり、デザインがガチャガチャしててアレですが ま、その辺は追々。
用紙を縦使いすれば七分袖も行けたっぽいけどヒジ部分は凹凸が激しいので気泡やら何やら出てきれいに貼るのがすごく難しいです。これも今後の課題。
ということで思いの外長くなったのでとりあえずここまで。
1日貼ってみた使用感と後始末の事を後日まとめます。
→後編
Posted by yoh at 11:59│Comments(0)
│DIY
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