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Posted by ミリタリーブログ at

2022年10月12日

89式小銃用延長槓桿(こうかん)黎明編


 ムーンショットギアーズのショージくん(@Moonshotgears)と共同開発で89式小銃用のカスタムボルトハンドルを商品化しました。

予約販売ページ→https://yoh-ill.booth.pm/items/4210158

 ボルトハンドルは日本語では槓桿(こうかん)と呼びます。オリジナルより長い形状なので「延長槓桿」です。このそっけないネーミングがお気に入りです。


延長槓桿初出イラスト
 この延長槓桿、そもそもは2018年に同人誌「ハマポリグラフィックス」の表紙で描いたのが始まりです。いわゆるSOPMOD AKに装備されているラージボルトハンドルが元ネタで、AK同様ボルトに直接ハンドルがついている89式で同様のパーツがあっても良いのでは?との思いつきでした。AKのラージボルトハンドルは写真のように非常に簡素というか、殺伐とした造形です。このイメージを踏襲して、プレスと最低限の切削で作られた感じのデザインとしています。

SOPMOD AKのボルトハンドル

 で、これをいつか実際に作りたいなとずーっと温めていたのですね。自分の分だけ作るならさっさとABS材とかでハンドメイドすればいいのですが、せっかくなら製品化したい、でも僕はCADや3Dプリンタのスキルがない……ってことでその辺ができるパートナーが現れるのを待っていたわけです。一方で「ハマポリグラフィックス」を発表したその年の9月、当時知り合って間もなかったショージくんに酒の席で酔いに漬け込んで(笑)『ムーンショットギアーズになんでもオーダーできる券(無期限)』を誕生祝いとしてもらいました。これがのちに切り札となります。

まだ「さん」付けの距離感だった

 券の良い使い道が思いつかないまま3年経ったある日ムーンショットギアーズで3Dプリント製のパーツがリリースされました。

僕 「え!ショージくんCADとか3Dプリンタできるの⁈」
ショージ 「前に言いましたよ!」
僕 「そうだっけ?ともかくそれならやって欲しいことがある!89式小銃のパーツなんだけど云々!」
ショージ 「あーできますよ」
僕 「じゃあ例の券でひとつ!」

てなかんじで満を辞してオーダー券を行使しプロジェクトが始まったのです。


「開発編」に続くと思う

予約販売ページ→https://yoh-ill.booth.pm/items/4210158  


Posted by yoh at 20:47Comments(0)装備についてグッズDIY

2022年03月25日

グレネードランチャーと弾

 3/20、KOTTAさんら主催のサバパラ貸切にお邪魔しました。
 それに合わせて装備にグレネードランチャーを盛ってみました。


リーフサイトを取り外して警察仕様のMZP-1っぽくしてあります。
 グレネードランチャーは昨年末に入手したCAWのHK69。えも言われぬ殺気が漂っていて好きなんですよねー。亜鉛パーツが崩壊する時期が来ているせいか最近ちょくちょくジャンクの出物があります。これも内部パーツが粉々になってしまったジャンク品(だからトリガーがない)で完全に飾りですね。
 スリングはファーストの中古コーナで300円で調達。どうでもいい感じのスリングも自転車のタイヤチューブで金具をカバーしてやるとなんかプロっぽくなってgood。バレル後端をビニテで巻いているのは内部パーツが崩壊してテイクダウンしてしまうためで設定的なものではありません。


 基本的に警察が運用するのは非殺傷弾だと思うので市販の40mmグレネード弾のダミーを塗装してCTS製のゴム弾っぽくしました。細かいことを言うと弾頭の形が違うのですがまあいいでしょ。ラベルはインクジェット用透明ステッカー用紙で作りました。本物は薬莢に直接印刷されているので凝ろうと思えばもうちょっと追求できるのですが家にある資材だけで作ったので…。


 メッキ調スプレーを使ってアルミ製薬莢を再現したのですが中々良い雰囲気になりました。この塗料、安いシルバー塗料にありがちな粒状感がなくておすすめです。適当にやってもこれくらいには仕上がるので下地をしっかり研げばもっと金属感が出るでしょう。


 仕上げにウェイトとして使用済み単三電池を3本ほど入れました。フラッシュバンでもやってますがこういう小物は重みがあるとなんかいい感じになります。


背面ポーチからチラッと見える金属薬莢がオシャレ
 警察でグレネードランチャーというとLAPDの制服オフィサーが装備していたりライオットコントロールでの使用例が真っ先に思い浮かびますが、CTSFOが装備している写真もあるのでSWATが持つのもナシではないだろう、ということで。
 弾もランチャーも背面にまとめてるので自分が使うというよりチーム員の装備を持ってる感じでしょうか。  


2022年02月09日

ハマポリじゃないよタイポリだよ


 ぼくがハマポリ以外で唯一人前に出せるレベルの装備がタイ王国警察オフィサー装備です。
 昨年末、「アームズスタイリングコンテスト」に合わせてきちんと撮ってもらいました。残念ながらコンテストの方は選外となりましたが写真のクオリティにはとても満足しています^^ カメラマンは今最も信頼を寄せているYU-SUKE(@airmaker)さん。ありがとうございます。また、店内での撮影を許可してくれたタイ屋台999(カオカオカオ)日比谷店さま、ありがとうございました。

 この装備、およそ10年前にタイ旅行に行った際現地のショップで丸ごと一式揃えました。今はどうか知りませんが本職用の店で普通に買えるんですよ。むしろ外国人だから売ってもらえたのかも知れません。何にしてもおおらかですね。
 この時タイの警察官の写真を見せて「これと同じのをくれ」と言って出てきたものを買ったので実は徽章類の意味とかは全く理解していませんでした。今回の撮影にあたり改めて調べて、分かった範囲のことをここに記録しておきます。有識者の訂正・ご教示お待ちしてます。



①肩章(階級章)

 日本語でも多く情報が得られます。写真のものは巡査部長です。画像検索しているとよく出てくるので人数が多い階級なのかも知れません。

②襟章

 タイ語で「กนกคอ」(カノク・カオ=鳥の首)と呼ばれています。なるほど鳥の頭っぽい?右襟が「グレードマーク」 と呼ばれ、本部や地域などの大きな部署を表しています。左襟は 「所属マーク」 でサブユニットを表しています。色々種類があるのものの、どれがどの部署に対応してるかまでは調べきれませんでした。写真のものはグレード「中央捜査局」、所属「ハイウェイパトロール」だと思うのですが確信が持てません。またそうだとすると僕の装備と矛盾した所属になっている可能性があります。

③略綬
 写真のものは王族にまつわる記念章なので勲章ではありません。詳細は以下参照。勲章の略綬をつけている人もいます。

上段(向かって左から)
・マハー・チャクリー・シリントーン王女殿下の成立(即位?)
・ラタナコーシン王国(チャクリー王朝)創立200周年(1982)
・シーナカリン王太后(ラーマ9世の母)84歳記念(1984)
下段(向かって左から)
・シリキット女王(ラーマ9世妃)72歳記念(2004)
・ラーマ9世即位60周年記念(2006)
・ラーマ9世84歳記念(2011)

④飾緒

赤くて太い写真のタイプは全部署共通で巡査長以上が着用するようです。一等巡査以下はひと回り細くなり、交通警察の一等巡査以下は細い白色となります。飾緒の端にはホイッスルが付いています。

⑤徽章

右胸…反乱鎮圧章。国境警備隊または機動隊?の士官候補生初年度必修コースを修了した証とのこと


左胸…空挺降下訓練塔からの降下修了章?3級?

⑥腕章

 交通警察のみ着用します。いくつかバリエーションが確認できるので管轄別に分かれているのかも。写真のものは 「クルンテープ(=バンコク)」の略称です。

⑦名札

 ショップで刻印済みのものを渡されました。誰の名前なんだろう?Google翻訳にかけたら僧侶のコイン(タイでは各職業の守護聖人がいてメダルやバッジになっている)がヒットしたので高名な僧侶の名前なのかも知れません。

⑧その他バッジ

右胸のバッジ…2011年12月5日ラーマ9世生誕84周年記念バッジ。国王を守るようにフラップを少し被せるのがオシャレポイント。

左胸のバッジ…ISOC(国内治安維持部隊)章。左派抑圧のために70年代に創設され、その後クーデターを経て国内の治安維持全般に関わる組織。軍警共同組織のもよう。

銃と腰回り

 拳銃は正式な貸与品があるにはあるらしいのですが、国王陛下からの賜り物なので紛失したら大変、ということで多くの警察官はもっぱら私物の拳銃を使っているそうでバラエティ豊かです。デューティベルトも様々なものが使われており、写真のものは最も入手しやすいお安めなセットです。SWATシステムみたいな質感で正直ちゃちいので僕はホルスターだけはイーストAの革製を使っています。

シャツ・パンツ

 写真は安い既製品です。ポリエステルっぽい生地なうえに長袖なので夏場に着ると暑くて死にます。現地の人はよく着られるな、と思います。ピチピチサイズでタイトに着るのがタイ流なので自分でリサイズしました。本国ではオーダーメイドする人も多いようです。またパンツのチャックが既製品はひどい品質ですぐ社会の窓が開いてしまうのでYKK製に付け替えてあります。

シューズ

 交通警察官は本当は乗馬ブーツか編上靴を履いている人が多いです。このシューズは一般警察官用かも。

ヘルメット、制帽

 交通警察官はバイクで移動するので基本ヘルメット着用です。こげ茶の制服とよくマッチするしなんだか悪そうなので(笑)金色を現地で購入したのですが後で調べたら交通警察は赤メットで、金メットは麻薬関係のセクションらしいことが分かりました。なので金メットと腕章という組み合わせはあり得ないため、今回の撮影では腕章の方を活かして交通警察ということにしました。金メット部隊については現状何も分からないのでもうちょっと調べたいところですね。制帽は国内で引き合いがあったのでせっかくなので入手したものです。


おしまい!  


Posted by yoh at 13:17Comments(2)装備について

2021年12月08日

インドア戦とショットガン


 4回目のコロナ緊急事態宣言解除後初のサバゲとして10/26にZEEK貸切、また11/6には#ホテルでサバゲ貸切にお呼ばれしてきました。
 
 旧ZEEKは1回だけ、新ZEEKも今回が初めての訪問でした。SpeedQBやUAB向けの作りでフィールドというよりコートというのがしっくりくる施設でしたね。その日の参加者もSpeedQBスタイルの方が多く、装備も戦い方も僕にとっては新鮮なことばかりでした。
 さてZEEKへは電車移動だったので荷物は最低限、プレキャリはナシで。銃はハンドガンとショットガンを持って行きました。


ZEEKにて。バッジさえ付ければ軽装でもハマポリ。
 でまぁこのショットガンがね、「インドアでつよくて電車移動も楽なコンパクトなショットガン欲しいな〜」でコツコツ組んでたやつです。マルイのブリーチャー箱出しでいいじゃんという話ですがあれはまとまりすぎて好きじゃないんですよね。面倒臭いですね。という訳でM870MCSのミドルレングスのイメージで作ったものがこちらとなります。


 あ、M870MCSというのはM870ショットガンの組み替えキットみたいなやつで3種類の長さのバレルとピストルグリップやストックがパッケージになってるやつで、マルイブリーチャーはこのMCSで組める一番短いやつをモデルアップしたものになっています。一方僕のM870はMCSを完全再現したものではないです。あくまでもイメージ。でも実物よりスマートなシルエットなので気に入ってます。


ベース銃
 ベースとしたのはヤフオクでゲットしたGE製のM870CQBです。こちらにマルイブリーチャーのジャンクから取った特徴的なフォアエンド(イカポッポと呼んでいます)を取り付けました。またGE純正のトップレール一体シェルキャリアはムチャダサい(個人の感想です)のでCYMAのシンプルなシェルキャリアを加工して取り付けました。


CYMAのシェルキャリアは穴の位置が違ったので新しい穴を開けました。元の穴はシェルで隠れるからヨシ! ちなみにネジは大抵秋葉原の西川電子部品で調達しています。エアガン流用にぴったりな黒染めのネジがサイズ豊富に揃っており激推しです。


A2グリップのフィンガーチャンネル、嫌いな人が多いですよね。僕も大嫌いです。削り取ってステップリングしました。



 これがVer.1完成品です。クレーンストックが気に入らない。元オーナーが付けたらしきフロントサイトが気に入らない、GEの内部メカの信頼性がイマイチとあまり芳しくありませんでした。ここから3年ほど寝かします。そして今回のサバゲ解禁に合わせて再び手を入れてVer.2となりました。GEのメカをやめてジャンクマルイブリーチャーのメカを修理し、それにGEのバレルとストックを組み付ける改修を施しました。またストックを旧タイプにしてデルタパッドも取り付けてゲキ渋になりました。フロントサイトはZEEKへの移動中破損したのでこれ幸いと取り外しました。ピロボールサイトを付けたいですね。


改めてビフォアアフター
 そしてZEEKでこのVer.2を満を辞して初投入しました。時々ヒョロ弾がありますがおおむね好調でした。やっと理想のショットガンができたってわけ。でも実際に電車移動したら実感したけど全然コンパクトではない(笑) 40Lくらいのリュックに収まって初めてコンパクトと言えると思うんですよね。ところがこのM870、ストック縮めてもM4くらいある。重いし。

 でもねぇこれ少しでも短く、ってブリーチャーのバレルを付けたりしたらすごいサバゲ臭くなるんですよね。伝わるかなぁ。半端に長いバレルにイカポッポが付いているアンバランスがいいんですよ。だからこれでいいんです! ……ジャストサイズのガンケースを探す旅に出ます!


#ホテルでサバゲにて。ショットガン大活躍でした。


オールドなウッドバージョンと2本体制であらゆるシーンに対応可能になりました^^
  


Posted by yoh at 12:10Comments(0)装備について

2021年07月31日

そういえば!FWオンライン

 今年4月に開催された115テイラーとアームズマガジンのオンライン企画「FWオンライン」に参加して佳作に入選しました。

↓イベント概要


 ハマポリ装備はしばらくSWAT装備ばかりいじっていたのですが、初心に帰ろうってことで昨年秋くらいからIRU装備のブラッシュアップを進めていました。それがそこそこ形になったのできちんと記録しておきたいと思っていたのですね。自宅で自撮りでは満足できないが、とはいえコロナ禍のご時世みんなで集まって撮影会はちと難しい…というところで動けずにいたところ、FWオンラインの告知が流れてきたので良い機会ができたとスタジオ撮影に踏み切りました。

 都内の白ホリスタジオを探したところ我が家からアクセスの良い蒲田に手頃なスタジオを見つけたので九龍での撮影以来贔屓にしているYU-SUKEさん(@airmaker)にカメラマンをお願いし撮影に臨みました。あと2人くらいなら「密」にならないと考え、スタジオ代割り勘で撮影参加者をTwitterで募集してみましたが集まらずYU-SUKEさんとマンツーマンでの撮影となりました。結果的にはみっちり自分の撮りたいものを追求できたのでよかったです。

で、こんなかんじでFWオンラインに投稿しました。↓


 今回の装備面の主なアップデートは鍵束の追加と設定面から見直したデュアルラジオの配置の変更、ちょっとした思いつきが案外いいアクセントとなったタミヤスプレーの追加です。あと装備じゃないけどやりたかったのがツイートにもある通りフクゾーのスウェット。

 鍵束はすでに記事にしたのでそちらを見てください。
 ラジオについてはIRU隊員は現場での部隊行動用ラジオを全員装備しており、そのうち最低1人は本部や所轄への情報共有用のラジオも追加装備する、という設定に基づいてデュアルラジオにしました。部隊行動用はチャンネルを操作しないのでプレキャリ背面に収納、情報共有用は現場のメンバーで誰が持つか(持たないか)柔軟に決まるのと頻繁にチャンネルを切り替えるためプレキャリ前面に配置しています。そして中堅隊員は面倒くさいので大体デュアルラジオ員を後輩格に押し付けます(笑) そのため情報共有用ラジオのためのポーチは付けておらず、自分に役目が来た時は雑にユーティリティポーチにクリップで引っ掛けているというわけです。
 スプレーは半分冗談みたいなものですがストリートっぽい空気感が出て気に入ってます。一応設定としてはクリアリング済みの部屋のマーキングと、治安の悪いエリアにタギングして不良どもに睨みを効かす(そもそもその発想が治安が悪い)ために携帯しています。真面目に考えたらスプレー持つくらいならフラッシュバン持つよな、と思いますが絵的に面白いので…


 で、最後にフクゾーのスウェット。フクゾー洋品店は横浜元町の老舗洋服店です。プレーンなデザインで高品質、しかもハマブランドのウエアということで以前から取り入れたかったんですよね。言わなきゃ誰も気づかないですがこだわりのアイテムです。

 ま、そんな感じで実はそれなりにこだわったセットアップになってます。コンテストでは残念ながら上位の受賞は逃しましたが、#FWオンラインの投稿中RT数1位をマークしたし、かろうじて佳作に入ったので満足しています^^

上位入賞者一覧(アームズマガジンWEB )↓
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2414.html

佳作入賞者一覧(アームズマガジンWEB )↓
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2428.html

なおスタジオ撮影ではSWAT装備も撮影しましたので少しづつ公開していこうと思います。

それじゃ!  


2021年07月27日

ピースコンバットに載りました または外国人モデルが見せてくれた無国籍シティ横浜



 本日発売のピースコンバット2021年9月号(通算44号)にハマポリのスタイリング例が掲載されました。

 アームズマガジンから移籍したライターの酒屋さん(@sakayasakaya)の手による特集「Imaginary Soldiers」内で架空ユーロSFやストリート系など5つのスタイリングの1つとして、僕のYKPD SWAT装備一式をお貸ししてモデルさんに着用していただいています。


その他の写真はぜひ本誌をご覧ください!

 モデルさんはアジア系ではないいわゆる外国人モデルで頭身が高くメチャかっこいいです。

 外国人モデルがハマポリ装備を着るということは個人的に興味深い事態です。というのもハマポリのビジュアルのコンセプトって日本人(アジア人)が欧米系のバリバリタクティカルかつ垢抜けたLE装備を着ているというギャップの良さを狙っているので、外国人がハマポリ装備を着るってことはこれはもう一周回って普通じゃん?と言えなくもないわけで(笑)
 ついでに言うと軍装系につきまとう「海外装備を着ても中身は日本人…」問題を逆手にとって「日本の警察が欧米のノリだったら?」という設定にして中身が日本人であることをむしろアリな要素にしちゃおうという発想も根底にあるのですね。
 その辺を踏まえるとハマポリ装備を着る外国人というビジュアルは中々トリッキーであることがお分かりいただけると思います。

 だからと言って今回の企画をダメだと思ってるわけではありません。前述の通り興味深いものが見られたな、と。

 ハマポリワールドは現実より多国籍化しているので、たくさんの移民やその子孫が警察官として働いています。

マレー系のシティちゃんやシク教徒の白バイ隊員
 当然欧米系の警察官もいるはずで、「多国籍なハマポリ」が偶然にも表現されたのが今回の記事だと思うのです。
 一見「外国の装備だな」とスルーしてしまいそうになるけど、よく見ると89式小銃を持っている⁈日本語のパッチを貼っている⁈と僕ら(日本人)がハマポリ装備を着込むのとはまた違うギャップを見せてくれています。モデルさんご本人のことは知りませんがこれで日本語ペラペラだったら面白いですよね。映画「スワロウテイル」に出てくる流暢な日本語で会話する白人たちみたいで。

 YKPD SWAT装備の参考という意味でも今回の記事は今までのメディア掲載より大きな写真、詳細な解説がついており非常に有用です。また別の特集ページで実LE装備の皆さんのスタイリング例も豊富に紹介されているのでジャパニーズ架空LEファンは是非お手元に置いていただきたい1冊となっております。
 
買おうな!  


2021年03月29日

鍵束。


 IRU(私服装備)の時に腰にぶら下げる鍵束を作りました。USマーシャルとかがぶら下げてるアレ、かっこいいですよね。

 最初に作ったのがこちらのセットアップです。↓

 盛りすぎない適度なバランスを目指してます。
 構成は
・ハンドカフキー
・署のロッカーキー
・捜査車両のリモコンキー
・ミニライト
となってます。

 オフの日は使わない仕事用鍵束という設定で家の鍵などプライベートなものは含まれていません。またウェポンライトはちゃんとしたものをプレキャリに装備する想定で、こちらのライトは最低限の明かりが取れればヨシ、な普段使い用です。10ルーメンでコンパクトさを重視しています。
 リモコンキーは、横浜といえばニッサンのお膝元ということであえてニッサン車純正をチョイスしてハマ感をアピール(笑)

 しかしちょっと物足りないのとリモコンキーを買う時によく確認せずミニバン用を買ってしまったのが気になったのでさらに構成を変えてみました。↓

・ライトを多少防水性能の高いものに変更
・本職もよく鍵束に入れているナイトアイズのクイックキーを追加
・車のリモコンキーをニッサン車純正はそのままにちょい古くて渋めのやつに変更(ハーちゃんの持ち物を作ってるわけではないですが彼女の愛車S15シルビアにも対応してるキーです)

 リモコンキーを取り替えたことで印象が引き締まった気がします。
 それと細かいですがライトのチェーンが長くて間延びした印象なので中間のパーツを外して全長を短くしました。↓


 交換した車のキーはおそらくキーレスでエンジン始動できない車種なのでSビナーの#1を噛ませて簡単に束から外せるようにしました。


 で、こんな感じに落ち着きました。

 所々にナイトアイズ、ストリームライトと本職御用達のブランドを混ぜていますのでまあまあ雰囲気出せてるんじゃないかなと。
 ただちょっと素っ気なさすぎるので気の利いたキーホルダーでも追加してもいいかなと考え中です。

 最後にワンポイントアドバイス!
いくら安いからって100均のカラビナは使っちゃダメ!アイツのチープなオーラは装備全体の「らしさ」を台無しにするぞ!悪いことはいわなからナイトアイズのSビナーを使いましょう。

今回はここまで!  
タグ :装備


Posted by yoh at 19:12Comments(0)装備について

2021年03月27日

TMCフラッシュバンちょっと加工


※ラベルの日本語表記部分についてはこちらの記事参照

 TMCのフラッシュバンレプリカです。安いのはいいのですが軽いし上下のフタが緩くてセーフティレバーを握り込むとパカっと開いてしまいます。チープ感が否めないので簡単な工作を施しました。

握るとフタが開いちゃう

 まず加工前の重さを測ってみましょう。

 全体で79g、上部パーツだけで39gあります。トップヘビーなので縦置きが難しい。

 上部パーツを本体に瞬着で固定します。ラベルに対してセーフティレバーがどの位置にあるのが正解なのか?ネットでざっと調べた感じ決まった位置はなく、製造過程の成り行きでまちまちなようだったので転がした時にラベルが真上を向く位置に固定することにしました。

テープで位置決めして瞬着でピタ!


 続いて重量を増します。家にある鉄のボルトナットを詰め込んでも大した重量アップにならなかったので鉛インゴットを入手しました。余談ですが鉛インゴットは意外にもヨドバシドットコムで買うことができます。しかもエクストリームサービス圏内なら送料無料なので材料屋さんの通販で買うよりもお得かもしれません。

鉛インゴットを1片切り出しました。約266g。
 

 プチプチで簀巻きにしてボディにイン。


 下のフタも瞬着で固定。重量325gにアップ!重くなるだけでチープ感がなくなり持つヨロコビが湧いてくるから不思議です。トップヘビーが解消されたので縦置きも楽勝。ちなみにフタに入っている放射状のカットは実物写真を観察するに上下で位置が合ってなくてもいいようです。


レバーを握ってもフタパカしなくなりました^^b

以上、小ネタでした。  


Posted by yoh at 13:05Comments(0)装備について

2021年01月26日

フラッシュバンをさりげなく日本仕様に


TMCのCTSタイプフラッシュバン(以下フラバン)レプリカを買いました。
海保でCTSのフラバンを導入しているそうなので、ならば横浜市警察もそれに倣おうということで。

ところで海保のフラバンというとこんな素っ気ないラベルの写真を見たことがある方もいると思います。↓

ミニマルにも程があるデザインですが実はこれ展示サンプル用のラベルで、実際の現場ではCTSオリジナルをそのまま使っているそうです。
以前ある方が納入業社に直接問い合わせてそのような回答をもらったと教えてくれました。
それをふまえて個人ブログなどで見られる問題の展示品の写真を見るとフラバン本体をぐるっと黒いシールで覆っているようにも見えます。(何か突起に当たって一部シールが破れているのが確認できます)

海保のそっけないラベルが日本ぽくていいなーと思っていたのですが、どうもあれはダミーらしいのでCTSのデザインを活かしつつ架空の日本仕様にするステッカーを作ってみました。

←ビフォア アフター→
万が一隊員が紛失したものを市民が誤って作動させないように…という心配性すぎるお役所の注文で警告が追加されているイメージです。
文面は子供や日本語が不自由な移民にも対応するために英語と平易な平仮名となっています。
何気に4年前に描いたマンガの中ですでにこの設定が反映されています。(本では小さすぎて読めなかったけど)


ところでTMCのレプは安い代わりに軽くて上下のフタが外れやすいので重りを入れてからフタを接着なりきつくハマる工夫なりをするのがおすすめです。


フタが固定されていないのでセーフティレバーと本体を握り込むとパカっと空いてしまう

以上小ネタでした。

↓架空日本仕様ラベルはこちらから購入できます↓
https://yoh-ill.booth.pm/items/2705020  


Posted by yoh at 18:52Comments(0)装備についてDIY

2019年10月10日

XTS 5000ダミー ドレスアップステッカー

今進めている新アイテムのヒントです。近日更新。




というわけで新アイテムの紹介です。

新アイテムはブルーガンXTS 5000のドレスアップステッカーです。
レプマートなどで入手出来るブルーガン製ダミー(参考記事https://ykpd.militaryblog.jp/e900669.html)をお手軽に見栄え良くすることができます。

思わせぶりな告知にXTS 5000ダミーを期待した人もいたかもしれないですね。スミマセン。

●ステッカーの貼り方
※本記事で使用しているステッカーは試作品のため細部が異なります。
まずステッカーの糊がよく効くようにXTSダミーのバリを取り、中性洗剤などで全体を洗いよく乾かしてください。

次に、ステッカーが小さくそのままでは粘着力が足りないので貼り付け位置にミッチャクロンを塗りましょう。
スプレータイプのミッチャクロンの場合、マスキングして吹くより紙コップなどに吹いて溜まった液を筆塗りする方が断然楽です。

・チャンネル表示(11番)は数字の「1」が図の位置に来るように貼ります。
この辺は特にバリが多いので表面処理を入念に。

・チャンネル表示には製造上の都合で放射状のカットを入れていますが図のように切り落としてしまった方が綺麗に貼ることができます。

・スキャンON/OFF表示(12番)の向きに注意。「○」がアンテナ側になります。

・ロゴマークが版権回避のために非常にダサくなっておりますので黒い油性ペンでカスタムしちゃいましょう。勘のいい人は僕が何を言いたいか分かりますね?


・アンテナ側の本体側面にコネクタのモールドがあり実物は端子が金色ですが、通常むき出しで運用せずカバーやコネクタが付いている部分だと思うので再現しませんでした。

ブルーガン製ダミーは実物ジャンク品などよりは安いとはいえ、黒一色であまりにも風情がないのがネックでしたが、本ステッカーを使用することで遠目にはまあまあマシになると思います。


購入はこちらからどうぞ!
https://yoh-ill.booth.pm/items/1659110  


Posted by yoh at 14:58Comments(0)装備についてグッズDIY