2016年05月22日
タトゥーシールを作ってみた(後編)
UOC7お疲れ様でした。
前編ではシールの製作過程を紹介しました。後編では使用感とか後片付けの事などを書いていきます。
なおこれはインクジェットプリンタで作った自家製タトゥーシールのレビューです。既製品のシールの使用感については後日番外編にて紹介予定です。
●つけ心地は?
ほんの少し皮膚がつられる感じがありますが腕の動きが阻害されるようなことはありません。ましてや激しく動くサバゲ中は全く気になりません。
●いつ仕込むか?
イベント前夜寝る前に貼り付けるか、早起きして当日朝貼り付けるかですが、前夜に仕込むと翌朝気泡が残った部分が裂けていたりします。目立つ場所だとちょっと嫌ですね。
よく乾かしてあれば寝具に色移りすることもありませんがこれからの季節の熱帯夜、じっとり汗ばむような状態では色移りはありえますのでそれが気になる人はイベント当日に仕込むのがいいと思います。
作業時間は余裕を見てもまあ20分くらいでしょうか。
●1日つけてるとどうなるの?
試しに1日シール着用のまま過ごしてみたところ、日常生活ではたいした劣化はありませんでした。ただしヒジの内側など汗ばむ部分はやはりインクが溶けてしまいます。
ではサバゲなどで激しく動く1日ではどうかというと午後には汗でかなりインクが溶けて服に色移りします。ヒジの内側などはシールじたいもネロネロしてきます。
下の写真はサバゲ終わりの着替え中に撮ったものですが、これ漂白剤でも落ちないので汚したくない服との組み合わせはNGですね!
またタトゥーシール着用で野外活動するとタトゥーの模様に日焼けします。要注意!!
●剥がし方は?
エレコムの説明書ではセロテープなどで剥がすか、水やお湯でふやかしてこすり落とすと書いてありましたが意外に粘着が強いのでセロテープどころかガムテープでも効率は悪いです。
風呂場で洗体たわしで石鹸つけてガシガシしたら楽に取れました。ナイロン製の垢すりタオルなんかもいいかもしれません。剥がす際はネロネロになったシールのカスが出るので排水口を詰まらせないように注意しましょう。なおたわしにも色移りします。
このようにインクとシールのカスはたわしで楽に取ることができますが・・・糊のベタベタが腕に残ります。毎日風呂入っても3日くらい。
ラッカーシンナーでも使って拭えば取れるでしょうが肌にシンナーはまずいですよね〜。消毒用エタノールで拭ってみましたがこれもだいぶ手間がかかりそうです。
●まとめ
エレコムのタトゥーシール用紙を使ったオリジナルタトゥーのメリットデメリットは以下のような感じになります。
メリット
・好きな柄で作れる
・貼るのもそれほど苦労ではない
・すごくリアルな仕上がり
デメリット
・単価が高い(10枚入で実売3500円くらい)ので作るのに失敗すると凹む
・絵が描けないとどうしようもない
・汗でインクが溶けて服などに色移りする
・日焼け跡になる
・ノリのベタベタが3日は残る
デメリットばかりじゃんと思うかもしれませんが好きな絵柄で作れるのは何にも勝るメリットですからね!
毎回のサバゲに使うのはちょっとホネですが、スタイリング的に気合いを入れたいここぞというサバゲとか、撮影会などの激しく動いて汗をかいたりしない機会に使うといいと思います!
というわけでご参考になれば幸いです。
→番外編
タグ :DIY