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Posted by ミリタリーブログ at

2021年07月31日

そういえば!FWオンライン

 今年4月に開催された115テイラーとアームズマガジンのオンライン企画「FWオンライン」に参加して佳作に入選しました。

↓イベント概要


 ハマポリ装備はしばらくSWAT装備ばかりいじっていたのですが、初心に帰ろうってことで昨年秋くらいからIRU装備のブラッシュアップを進めていました。それがそこそこ形になったのできちんと記録しておきたいと思っていたのですね。自宅で自撮りでは満足できないが、とはいえコロナ禍のご時世みんなで集まって撮影会はちと難しい…というところで動けずにいたところ、FWオンラインの告知が流れてきたので良い機会ができたとスタジオ撮影に踏み切りました。

 都内の白ホリスタジオを探したところ我が家からアクセスの良い蒲田に手頃なスタジオを見つけたので九龍での撮影以来贔屓にしているYU-SUKEさん(@airmaker)にカメラマンをお願いし撮影に臨みました。あと2人くらいなら「密」にならないと考え、スタジオ代割り勘で撮影参加者をTwitterで募集してみましたが集まらずYU-SUKEさんとマンツーマンでの撮影となりました。結果的にはみっちり自分の撮りたいものを追求できたのでよかったです。

で、こんなかんじでFWオンラインに投稿しました。↓


 今回の装備面の主なアップデートは鍵束の追加と設定面から見直したデュアルラジオの配置の変更、ちょっとした思いつきが案外いいアクセントとなったタミヤスプレーの追加です。あと装備じゃないけどやりたかったのがツイートにもある通りフクゾーのスウェット。

 鍵束はすでに記事にしたのでそちらを見てください。
 ラジオについてはIRU隊員は現場での部隊行動用ラジオを全員装備しており、そのうち最低1人は本部や所轄への情報共有用のラジオも追加装備する、という設定に基づいてデュアルラジオにしました。部隊行動用はチャンネルを操作しないのでプレキャリ背面に収納、情報共有用は現場のメンバーで誰が持つか(持たないか)柔軟に決まるのと頻繁にチャンネルを切り替えるためプレキャリ前面に配置しています。そして中堅隊員は面倒くさいので大体デュアルラジオ員を後輩格に押し付けます(笑) そのため情報共有用ラジオのためのポーチは付けておらず、自分に役目が来た時は雑にユーティリティポーチにクリップで引っ掛けているというわけです。
 スプレーは半分冗談みたいなものですがストリートっぽい空気感が出て気に入ってます。一応設定としてはクリアリング済みの部屋のマーキングと、治安の悪いエリアにタギングして不良どもに睨みを効かす(そもそもその発想が治安が悪い)ために携帯しています。真面目に考えたらスプレー持つくらいならフラッシュバン持つよな、と思いますが絵的に面白いので…


 で、最後にフクゾーのスウェット。フクゾー洋品店は横浜元町の老舗洋服店です。プレーンなデザインで高品質、しかもハマブランドのウエアということで以前から取り入れたかったんですよね。言わなきゃ誰も気づかないですがこだわりのアイテムです。

 ま、そんな感じで実はそれなりにこだわったセットアップになってます。コンテストでは残念ながら上位の受賞は逃しましたが、#FWオンラインの投稿中RT数1位をマークしたし、かろうじて佳作に入ったので満足しています^^

上位入賞者一覧(アームズマガジンWEB )↓
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2414.html

佳作入賞者一覧(アームズマガジンWEB )↓
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2428.html

なおスタジオ撮影ではSWAT装備も撮影しましたので少しづつ公開していこうと思います。

それじゃ!  


2021年07月27日

ピースコンバットに載りました または外国人モデルが見せてくれた無国籍シティ横浜



 本日発売のピースコンバット2021年9月号(通算44号)にハマポリのスタイリング例が掲載されました。

 アームズマガジンから移籍したライターの酒屋さん(@sakayasakaya)の手による特集「Imaginary Soldiers」内で架空ユーロSFやストリート系など5つのスタイリングの1つとして、僕のYKPD SWAT装備一式をお貸ししてモデルさんに着用していただいています。


その他の写真はぜひ本誌をご覧ください!

 モデルさんはアジア系ではないいわゆる外国人モデルで頭身が高くメチャかっこいいです。

 外国人モデルがハマポリ装備を着るということは個人的に興味深い事態です。というのもハマポリのビジュアルのコンセプトって日本人(アジア人)が欧米系のバリバリタクティカルかつ垢抜けたLE装備を着ているというギャップの良さを狙っているので、外国人がハマポリ装備を着るってことはこれはもう一周回って普通じゃん?と言えなくもないわけで(笑)
 ついでに言うと軍装系につきまとう「海外装備を着ても中身は日本人…」問題を逆手にとって「日本の警察が欧米のノリだったら?」という設定にして中身が日本人であることをむしろアリな要素にしちゃおうという発想も根底にあるのですね。
 その辺を踏まえるとハマポリ装備を着る外国人というビジュアルは中々トリッキーであることがお分かりいただけると思います。

 だからと言って今回の企画をダメだと思ってるわけではありません。前述の通り興味深いものが見られたな、と。

 ハマポリワールドは現実より多国籍化しているので、たくさんの移民やその子孫が警察官として働いています。

マレー系のシティちゃんやシク教徒の白バイ隊員
 当然欧米系の警察官もいるはずで、「多国籍なハマポリ」が偶然にも表現されたのが今回の記事だと思うのです。
 一見「外国の装備だな」とスルーしてしまいそうになるけど、よく見ると89式小銃を持っている⁈日本語のパッチを貼っている⁈と僕ら(日本人)がハマポリ装備を着込むのとはまた違うギャップを見せてくれています。モデルさんご本人のことは知りませんがこれで日本語ペラペラだったら面白いですよね。映画「スワロウテイル」に出てくる流暢な日本語で会話する白人たちみたいで。

 YKPD SWAT装備の参考という意味でも今回の記事は今までのメディア掲載より大きな写真、詳細な解説がついており非常に有用です。また別の特集ページで実LE装備の皆さんのスタイリング例も豊富に紹介されているのでジャパニーズ架空LEファンは是非お手元に置いていただきたい1冊となっております。
 
買おうな!  


2021年01月26日

フラッシュバンをさりげなく日本仕様に


TMCのCTSタイプフラッシュバン(以下フラバン)レプリカを買いました。
海保でCTSのフラバンを導入しているそうなので、ならば横浜市警察もそれに倣おうということで。

ところで海保のフラバンというとこんな素っ気ないラベルの写真を見たことがある方もいると思います。↓

ミニマルにも程があるデザインですが実はこれ展示サンプル用のラベルで、実際の現場ではCTSオリジナルをそのまま使っているそうです。
以前ある方が納入業社に直接問い合わせてそのような回答をもらったと教えてくれました。
それをふまえて個人ブログなどで見られる問題の展示品の写真を見るとフラバン本体をぐるっと黒いシールで覆っているようにも見えます。(何か突起に当たって一部シールが破れているのが確認できます)

海保のそっけないラベルが日本ぽくていいなーと思っていたのですが、どうもあれはダミーらしいのでCTSのデザインを活かしつつ架空の日本仕様にするステッカーを作ってみました。

←ビフォア アフター→
万が一隊員が紛失したものを市民が誤って作動させないように…という心配性すぎるお役所の注文で警告が追加されているイメージです。
文面は子供や日本語が不自由な移民にも対応するために英語と平易な平仮名となっています。
何気に4年前に描いたマンガの中ですでにこの設定が反映されています。(本では小さすぎて読めなかったけど)


ところでTMCのレプは安い代わりに軽くて上下のフタが外れやすいので重りを入れてからフタを接着なりきつくハマる工夫なりをするのがおすすめです。


フタが固定されていないのでセーフティレバーと本体を握り込むとパカっと空いてしまう

以上小ネタでした。

↓架空日本仕様ラベルはこちらから購入できます↓
https://yoh-ill.booth.pm/items/2705020  


Posted by yoh at 18:52Comments(0)コンセプト・設定DIY

2020年04月11日

5年めの雑感

2015年のハマポリ立ち上げから5年経ちました。
その中で「架空LE」という言葉も生まれました。
正しくは「ジャパニーズ架空LE」なんですがそれは置いておいて、この「架空LE」という言葉がサバゲーマー間でだいぶ浸透したな〜という感慨から発した一連のツイートをせっかくなのでブログに残しておこうと思います。

「架空LE」って語も僕の手元から離れ一人歩きを始めてきた感があるな。一般用語化してきたと言い替えてもいい。

「銃を持った女子高生」を端的に示す言葉がなかったところへここ5,6年くらいで「武装JK」という呼び名が定着したように。

僕がハマポリ始める前から重武装した警察ネタっていうのは商業から個人創作まで山ほどあったわけですよ。だから僕が元祖ではない。

元祖ではない僕の活動とともに生まれた「架空LE」という語でケルベロスとか図書隊とかちばらぎ県警などが括られているのを見かけたりすると「その人たちは!僕より先に!警察ネタを料理した方々なので!なんつーか!その、申し訳ない!!」と思います(笑)

サバゲ装備としての架空LEは、最初に僕が提唱したコンセプトを知ってか知らずか「(僕から見たら)そーじゃないんだよな〜」というスタイルも増えてきた。もはや「架空LE」という語が一般化してしまったのなら、僕のコンセプトを知らぬ者もいて当然だからそこは仕方ないっちゃ仕方ない。

僕の架空LEのコンセプトは、やっぱりこれなんですよ

装備もファッションもカラっと垢抜けた欧米風でタトゥーも入れちゃって、でも銃やパッチ、和彫りで日本の警察と分かるさじ加減ね。架空の警察ネタは以前からあると前述したが先のイラストを機に架空LEという装備ジャンルが勃興したのだから目新しいコンセプトだった自負はあるよ。

だから僕の定義でいうと、ハマポリとそれに影響を受けた各地の〇〇警察が「架空LE」と呼ぶべきものであるので「『架空』の『LE』」という文字だけ捉えて「〇〇は架空LEですか?」みたいなバナナはおやつに入りますか的なやつはほどほどにしていただきたい。

※僕はハマポリ装備で恥ずかしがらずにちゃんと「カッコイイ」をやりたいと思っているので、おちゃらけやギャグを設定の根幹にしたり、スタイリングに何かお笑い的オチを付けて「架空LE」って言ってるのはちょっと乗れないんですよね… だからといって「やるな」なんて言えないですが僕が目指しているのはそこじゃないよ、と。
…っていう声もそろそろ伝わらないくらいには「架空LE」という語がサバゲーマー間に一般化してしまったのだろうなーと最初の話に戻るわけである。多分「架空LE」という語を知ってる人の半分くらいは僕のこと知らないでしょ(笑) まぁ、しゃあない。


なおソースのツイートはこちらから辿れます。


この一連の発言はちょっと原理主義的に聞こえてしまうかもしれません。僕の提唱した「架空LE」という言葉がサバゲ界で一般用語化したのは誇らしいし、敷居も上げたくないですが、「これがそもそもの精神なんだ」というのも汲んだ上で楽しんでくれると僕としては嬉しいです^^  


2019年04月03日

「ロードトゥ世紀末」スタイリング解説



イベント概要とエントリーはこちら
https://ykpd.militaryblog.jp/e969688.html

「ロードトゥ世紀末」では架空LE勢vsMADサバ勢対決という構図になります。
この記事ではMADサバ勢各トライブと架空LEの装備とはどんなものか?を解説します。

自分のやってみたい方向性や「このテイストなら今あるもので工夫して作れる!」みたいなので自由に参加陣営をご選択ください。

なお当日は装備を着替えて別のトライブに移動したり架空LEサイド、MADサイドで移動するのも自由です。エントリーフォーム内の陣営の選択肢はメインでやる予定のものを選択してください。

MAD勢
装備のテイストごとに3つのトライブに分かれます。
 ・世紀末スタイル
 ・元軍人、警察系傭兵スタイル
 ・ヤクザ、ギャングスタイル

それでは各トライブの首領による解説をどうぞ〜 ↓







架空LE
一方架空LEサイドはトライブで分けることはしませんが、装備のテイストには大きく3パターンの方向性があります。
・フル装備の戦闘部隊スタイル
・私服+プレキャリの軽装戦闘部隊スタイル
・私服orスーツ等の刑事、捜査官、指揮官スタイル

架空LEに興味があるけどどうやって始めたらいいか分からない…っていう人はミリタリーショップなんかで手に入る「POLICE」パッチや適当なポリスバッジを手持ちの装備につけただけのお手軽感で全然オッケーなので是非遊びに来てください。実際の交流の中でスタイリングのツボなんかを得られますよ!

・フル装備の戦闘部隊スタイル

制式装備で統一された部隊のイメージ。人数が揃うと組織感がかっこいい。
参考記事:https://ykpd.militaryblog.jp/e938666.html

・私服+プレキャリの軽装戦闘部隊スタイル


フル装備よりは揃えるのが楽でありながらスペシャルチーム感が出せる。自由な発想で装備を組めるので始めやすい。
参考記事:https://ykpd.militaryblog.jp/e824169.html

・私服orスーツ等の刑事、捜査官、指揮官スタイル

私服やスーツに銃やバッジだけ装備するスタイル。レイドジャケットと合わせるとまた良し。一番気楽に始められるが凝ると奥が深い。
参考記事:
https://ykpd.militaryblog.jp/e886375.html
https://ykpd.militaryblog.jp/e928514.html

なお、「ロードトゥ世紀末」は日本を舞台にしたイベントですが警察ネタを楽しむには色々と注意が必要です。

●以下アイテムの持ち込みはご遠慮ください
・日本の現行警察制服全般(レプリカ含む 機動隊出動服も含む)
・日本の実在警察組織名が明記された装備品や小物類
・旭日章の入った装備品(テープ等で隠せばギリOKです)

警察ネタに馴染みのない方も多く参加されるイベントなので諸々心得ている日警装備玄人向けイベントよりもNGラインを厳しめに設定しています。何卒よろしくお願いします。

(うっかり禁止品を持ち込んでしまっても退場等の厳しい措置はありません。運営の指示に従って使用を控えてくれればOKなのでご心配なく!)

イベント概要とエントリーはこちら
https://ykpd.militaryblog.jp/e969688.html  


2018年08月02日

YKPD装備のディテール

最近マイ装備の理想形が見えてきた感があるので現在のセットアップを詳細に記録してみました。

YKPD SWAT装備
横浜市警察SWATの制式装備をイメージしたセットアップ。

個性よりも集団の統一感を目指しているので色使いは控えめに、差し色はナイロンハンドカフの黄色だけにとどめています。

ポーチ類はDBT製、またはDBTタイプレプを中心に構成するのが良いみたい。なおTQポーチは日本語表記がエモいLIKI製がイチオシです。

コンシャツ肩のパッチスペースは図の要領で統制したいですね。ただ部隊章が現在ほんの少数のメンバーしか持ってないレアアイテム状態になっちゃってるので新規デザインで作りたいと思っています。


プレキャリの構成
ウェビングに刺さった櫛は唯一の遊び心(笑)


ガスマスクポーチの構成

M&Pはグロックのホルスターにそのまま入る(=装備品更新コストがかからない)ことを売りにシェアを伸ばした銃ですが、サファリランドグロック用ホルスター(レプ)とは相性が悪かったです。一応は入れることができますが非常にきつくスムーズなドロウは不可能、スライドに傷も付くため人にはオススメできません。

1枚目の図でも触れていますがポーチやポケットは空っぽにしておくより何か詰め物をした方が俄然「らしさ」がアップします。本職がどこに何を収納しているか、ポーチの中身にまで考証に凝るのもハイレベルな楽しみ方ですが「見えないところは気にしない」という割り切りもアリだと思います。(僕は割り切り派)

で、小さいポケットなどは梱包のプチプチでも入れておけばいいんですが、大きめのポーチは中身が軽すぎると走った時なんかにふかふかバウンドしてイケてないので、適度に重さがあるものをアンコにして意味のあるものが入ってる感を出すと良いと思います。
そういうわけで背面ポーチには赤ちゃんのお尻ふきを入れています。要は大判のウェットティッシュです。ウェットティッシュは程よいボリュームとずっしり感があるのでオススメです。

さてポーチのアンコの重量感に凝るならプレキャリの前後の重量バランスにも気を使いたいところですね!
背面ポーチの重みでプレキャリのフロントパネルがずり上がってしまうとちょっとカッコ悪いと思います。実銃やGBBならマガジンは相当な重さになるのでそういう心配もないでしょうが電動ガンのマガジンは軽いですからね… そこでカウンターウェイトとしてフロントに腹黒商会のリアルウェイトダミープレートを入れています。夏場は保冷剤を入れてもいいかもしれませんね。

フロントパネルのポーチ類は下1コマ空けて取り付けています。全身で見た時のボリュームの重心を上げることでポーチを盛ってもモッサリせず精悍さを演出できるのは?という狙いです。筋トレ面倒なので日々こういう姑息なことばかり考えています(笑)

FAPCのカマーバンドと背面パネルの連結部がいかにもとってつけた感じで嫌いなので隠れるようにポーチを取り付けています。

ラジオポーチは縫い目が邪魔でストラップが通らないので策を考えていたところウィリーピートでちょうどいいアイテムを見つけました。しかも安い。

細くてペラペラなのに丈夫なハイパロン製なので縫い目で狭くなってしまったウェビングにも難なく通り、ポーチを取り付けることができました。

YKPD IRU装備
ツイッターでは散々言及していますが本ブログではまだ横浜市警のSWATとIRUの設定を記していなかったと思います。
IRUは「Initial Response Unit」の略で日本語では「初動対処班」、略語は「初対」なる組織です。

SWATが詰所で待機し事件発生後充分な隊員数と機材を整えて出動するのに対しIRUは私服・覆面パトカーで市内を巡回し、事件が発生すると即座に現場へ急行して少人数でSWAT本隊のための情報収集とその到着までの繋ぎを務めます。しかしIRU隊員の大半はドンパチ大好きで「やったれ」精神で本隊到着前にカタをつけるのを心意気としており、しょっちゅう無茶をやらかす問題児揃いです。
なおIRUはSWATの中から選抜された隊員が通常のSWAT隊員としてのシフトと兼任するため激務です。

とまぁ、ハマポリ装備の基本線である私服にプレキャリというスタイルを横浜市警という組織内にどう落としこむか考えた結果ひねり出した設定なんですが(笑)
まず統制された主力部隊としてSWATがいるんだト、その中の優秀な隊員がIRUとしてある程度の自己裁量権を与えられブイブイ言わせているト。そういうイメージを持てば装備も組みやすいし、装備合わせの際などSWAT制式装備からのアレンジで個性を出しつつも同じ組織の隊員ぽさを演出できるのではという狙いです。

ではIRU装備の特徴とは。
情報収集が本来の任務なのでSWATより軽装備でしょう。装備盛りたい欲はSWATにつぎ込めば良いので(笑)対比の意味でもIRU装備は引き算の発想で行きたいところ。かといってドンパチ好きな性格なので火力はまあまあ欲しい…という感じになるかと思います。

情報収集する風を演出するためラジオを操作しやすいようフロント側に配置、装備を着たまま車を運転するシーンも多いはずなので背面はポーチなし。携行弾数もSWATよりは少なめ(経験上これで充分でしょ、みたいな)。

陸自イラク型マグポはジャパニーズ感演出アイテムとして初期から着けています。RG色装備の中で陸自迷彩は押しが強すぎるので面積が広すぎると野暮ったくなってしまうと個人的には思います。その点イラク型マグポは迷彩面積が少なめでチラリズム程度なので割と気に入っていますね。

先日買ったばかりのLBTメディカルポーチを付けてみましたがこれは再考かな〜

以上、ジャパニーズ架空LEプレーヤーの皆さんの参考になれば幸いです。  


2018年05月16日

マイEDCの変遷


EDCとはEveryDay Carryの略で普段持ち歩く装備を意味します。
ハマポリ的には刑事やIRU隊員の日常勤務の武装だったり、非番の日の私物という解釈になるかと思います。

そんな設定で今の所トップ写真のセットアップに落ち着いていますが、この記事ではここに至るアップデートの過程を紹介しちゃいます。

こちらが長らく使用していたセットアップ。

イーストAのグロック用ホルスターとSIDE KICKの手錠ポーチ(ナイロン製)です。

ハマポリを始めた時に有り合わせの物で作ったセットアップなのでちぐはぐです。やっぱ革なら革、ナイロンならナイロンで揃えたいというのと予備マグを最低1つ持ちたいという不満がありました。

ハンドガンオンリーでASOBIBAなどに遊びに行くときは特に予備マグ問題は切実で、そういうときはやはり有り合わせのダブルマグポを付けたりもしていましたが、実用上仕方なくのスタイルであって個人的には全くイケてないんですよね〜。↓


そんなわけで次のセットアップがこちら。

BLACK HAWKのパドルホルスターで統一しました。ベルトもビアンキの丈夫なヤツに。それまで使っていたファッションアパレルのベルトはどうしても装備の重みでヨレるので…

パドル式にした理由は事案対処でプレキャリを着た時に腰回りはEDCで押すのか、それなりのファーストラインに付け替えるのか?というハマポリ装備の設定上の迷いに絡んでいます。

ファーストラインに付け替える運用ならいちいちベルトを外さないといけないベルトループ式よりパドル式の方が着替えが楽じゃないか?と。(サバゲや撮影会でのお色直しもその方が楽じゃん?)

で、入手性の良いBLACK HAWKのパドルホルスターをチョイスしたのですが、このパドル実はズボンの内側で噛むツメがあり、これのせいですんなり腰から外せません。なので着替えやすさ重視の僕はサクッと削り取ってしまいました。


ズボンの外側にもベルトに噛むツメがあるのでこちらをしっかり噛ませておけばテンパってホルスターごとドロウしてしまう…ってこともまぁないかなって思います。
ちなみにズボンの外側にくるツメはコインを突っ込んで90度回すと取り外して位置調整ができます。


予備マグとライトのコンビネーションホルスターは余り部品の組み合わせで作りました。何気にこの組み合わせはBLACK HAWKのオフィシャルのラインナップにはありません。(こーゆーのはあります)

レイル式のスロットをM4/10mmのボルトナットでパドルに固定して、ここにポーチを取り付けます。幅が足りないので二連マグポにはできませんがマグポとライトポーチの組み合わせならピッタリ装着可能です。ていうか二連マグポよりコンビネーションの方が「ぽい」感じが出て良いと思います^^

このセットアップで腰回りの統一感は出せましたが試着してみるとなんか…うーん
新人臭ぇな!
(※個人の感想です。面倒臭いですね。)
あと手錠の行き場がなくなってしまって。EDCは極力シンプル!が僕のポリシーなのでここに手錠ポーチを追加するのはナシってことで。結局#JPNLEM3の時に使ったきりのセットアップでした。

なお撮影用にガミさんガールズに付けてもらったら新人臭さが逆にうまくハマりましたね。


やっぱり革だよ、革でベテラン感出そうぜ。ということで地道に出物を待ち、最近ヤフオクでイメージ通りのやつを落としました。サファリランドの手錠とマグのコンビネーション、革製でパドル式。完璧。最初から使ってたイーストAのホルスターが復活してトップ写真のセットアップになりましたとさ。

IRU装備の腰回りはEDCか、ファーストラインも使うのか問題は結局YKPD SWATのフル装備との対比でIRUはEDCで押す、ということにしたので「設定上は」重要度が下がりましたが、サファリランドのパドルと、ベルトループ式ながらドットボタンでループを解放できるイーストAホルスターの組み合わせは着替えやすいセットアップになり満足しております^^

おまけ
予備マグはマガジンボトムがガラスブレーカー(風)になっています。携行マグのうち1本だけこういうのが混じってたらかっこいいかも、とツイートしたらエクさん(@ExillisMS)が作ってくれました。ありがとうございます!

  


Posted by yoh at 15:36Comments(0)コンセプト・設定DIY

2018年03月31日

横浜市警察仕様のテッパチ【補修編】

【塗装編】
【ベルクロの型紙編】
【ベルクロの貼り方編】


横浜市警察仕様のテッパチ(以下ハマッパチ)【塗装編】を書いて10日ほど経過した頃それまで異常なかったフチゴム付近の塗装が突然ネチョネチョし始めました。先の記事で書いたレシピは不十分だったんですねぇ…

色々調べたところ塩ビ系素材は柔軟性を維持するために添加された可塑材が整形後も揮発を続けるため、塗装直後は問題ないように見えても時間差でじわじわ塗装を侵していくようです。
それを防ぐシーラーもあるにはあるのですが建築資材の塩ビ鋼板用なため自分の用途に適しているか分からず、試すにしても
販売量が5kgからと大量で、使えなくてまるっきり無駄になるのが不安でちょっと手が出ませんでした。それにハマッパチは装備合わせに乗ってくれるハマポリの有志が自作しやすいようになるべく特別な資材や複雑な加工を必要としないで完成できるようにしたいとの思いがあるので別の手を考えなきゃと思案していました。

そんな折僕とほぼ平行にハマッパチを製作していたソラカケさんが木工ボンド作戦を編み出し、それがまずまずの性能を発揮したと報告してくれたので早速試してみました。
木工ボンド作戦とは要するに溶剤不使用の木工ボンドで塩ビと塗膜をすっぽり遮断してしまおうという理屈です。


まずはペンキ屋さんが使うスクレーパーというお好み焼きのコテに似た道具でフチゴム部分の塗装をある程度そぎ落とします。もともと塗膜が定着しづらい素材同士なので作業は楽チンでした。こびりついた塗膜はラッカーシンナーで残らずぬぐい取ります。


綺麗になったらどこでも売ってる普通の木工ボンドをフチゴム部分に薄く塗り広げます。枝豆の薄皮くらいのボンド層で切れ目なくフチゴムをコーティングするイメージで作業しましょう。塗り残しがあるとそこから可塑材が塗膜を侵します。

あとはよく乾かしたのち普通に塗装すれば完成です。


なおフチゴムのコバと裏側は帽体表面に比べ特に塗膜の侵食が顕著な印象だったので(ソラカケさんからも同様の報告あり)ボンドコーティングはしましたが塗装はやめておきました。どうせほとんど見えないし。


そんなこんなでハマッパチの補修は無事完了しまして#JPNLEM、フィクション・ウォーリアーと2週連続でイベント投入してみました。
使ってみた感じフチゴム部分のネチョネチョは今度こそ解決したっぽいです。全くネチョ感ないです。やったね。
ただ別な問題としてボンド層はあまり強くないので地面に落とした衝撃でひび割れて浮いたりはします。イベント後の補修は毎回必須ですね。

それからフチゴム問題とは話が変わりますが塗装前のペーパーがけとミッチャクロン塗布はこれからハマッパチ作る人は是非やったほうがいいです。僕はその下ごしらえをサボっていきなり塗装したのですが砂利とかに落とすと結構バリバリ塗膜剥げます。

なので今後の補修では剥げたところにまずミッチャクロンを吹くことにしました。

このぞんざいな補修を重ねることで凄みが出たらいいな…と願いつつ(笑)  


Posted by yoh at 20:49Comments(2)コンセプト・設定DIY

2017年11月27日

横浜市警仕様のテッパチ【ベルクロの貼り方編】


こんにちは。

前の記事ではベルクロの型紙を作る過程を紹介しました。
本記事では型紙をもとに切り出したベルクロをきれいにヘルメットに貼るコツを紹介します。

こちらが完成版の型紙です。自分で材料調達から切り出しまで挑戦する方はダウンロードしてご活用ください。

なおこの型紙はアマゾンで購入できるノーブランドのテッパチレプリカ用として製作しました。
S&Grafやキャロットのテッパチレプリカとの合いは検証していませんのでご注意ください。

横浜市警テッパチ1個に必要なベルクロ(メス)は50mm幅を約800mmです。裏面糊付きのものを調達してください。
またベルクロのメスはループ状のものとフェルト状のものがありますがフェルト状のものが質感が良くオススメです。


型紙をもとにパーツ①を1つ、パーツ②③はそれぞれ2つ切り出します。

パーツ①と③はあらかじめセンター辺りで剥離紙に切れ込みを入れておいてください。


パーツ①
いきなり貼らずにまず位置決めをしましょう。
パンチ穴とネジを重ね合わせてセンターを出し、左右のネジを基準に水平を出します。ただこのレプリカテッパチは結構歪んでいるので精密には位置決めできません。大体で割り切りましょう。

位置が決まったら中央から外側に向かって剥離紙を剥がしながらパーツを貼ります。

パーツ②
長さ約11cm、幅5mmに切り出したマスキングテープを図のようにネジとネジの間を一直線に渡すイメージで貼ります。
前側のネジから18mmの所を基準として、まずパーツの下半分をマスキングテープに沿って貼っていきます。

そののち上半分の中心部分を下から上へ貼り付け、両サイドを外側へ向けて貼ります。

反対側も同じ要領で貼ります。

パーツ③
パーツ②のセンターからヘルメットの頂点を結んだ線を基準線とし、パーツ③の弧の長い方を基準線に合わせます。

そのまま自然にパーツをヘルメットに沿わせていって反対側でもパーツ②のセンターと合うように位置を調整したら貼り付けます。


もう1個のパーツ③も同様に弧の長い方を基準線に合わせ貼り付けます。


なおパーツ③は少し長さに余裕を持たせてありますので余った部分はカットしてください。 これで完成!

さあやってみよう。グッドラック!

  


Posted by yoh at 14:47Comments(1)コンセプト・設定DIY

2017年11月26日

横浜市警仕様のテッパチ【ベルクロの型紙編】


はい。塗装編に続きましてベルクロ編であります。

ちょうどテッパチが我が家に来てグレーに塗装する算段などしていたころツイッターでオプスコアのヘルメットのベルクロ三面図と展開図の一覧表(オリジナルはオプスコアのサイトで見られます)が流れてきて、「これテッパチでやったらジャパニーズ感と欧米感がほどよくミックスされてかっこいいんじゃない!?」と思いついたんですよ。

で、一番シンプルなACHタイプのベルクロ配置を真似て作ることにしました。
このヘルメットは横浜市警SWATの制式貸与品ってことで、他のハマポリメンバーにも共通装備として広まってくれたらいいな…との願いから材料の入手性や工作難易度がなるべく易しくなるよう工夫しました。

まずはコピー用紙で試作。

ヘルメットは三次曲面で構成されているので伸縮しないシート状の材料を密着させるには切れ目を入れたりなんだりとちょっぴり工夫が必要です。
後頭部はほぼ二次曲面なのでそのままでいけそうですね。側頭部のパーツも長方形の型紙にに2,3切れ込みを入れるだけでそこそこ曲面に追従してくれそうです。

問題は頭頂部のパーツ。曲面がきついのでただ帯状に切ったパーツではうまくない。そこでマスキングテープの登場です。


なるべくシワが寄らないように短めに切ったマスキングテープを帯状にヘルメットに貼っていき…
これを丁寧に剥がして平面上に展開すると…

どーだ!
旅客機の航路が地球儀上では直線なのにメルカトル図法の地図に落とすと弓なりになるのと同じ理屈ですね。
で、これをスキャンしてイラレでトレースしてできたのが下の型紙です。

この型紙では下の写真のように、お役所仕事で時々発揮される意味不明の変態加工のイメージでネジの頭を避ける切り欠きを入れてます。
「あと5ミリずらせばその切り欠きいらないよね? ナンデそうした!?」みたいな。

最初外注でレーザーカッターで作ろうと思っていたのでこういう手間のかかること考えたのですが、途中で手作業に方針転換し、さすがに手作業でこれはしんどいのでヤメにしました。

それで修正した型紙ver.2はこんな感じ。

この型紙で黒テープ(業界用語で黒パー)を切り出してパーツの合い具合とイメージを確認します。

塗装編にも載せた写真ですが…
いいじゃんいいじゃん!かっこいいじゃん!!

型紙ver.2をさらに修正した最終版が以下となります。プリントしてご活用ください。


ついでに2mm厚のプラ板でテンプレートを作りました。



こうやってテンプレとベルクロを重ねてピンで留めて切り出します。少しは楽に生産可能です。自分で作る工作スキルないけど、どーしてもお揃いのヘルメットが欲しい!って人はご相談ください。手間賃はもらうけどね!

というわけで完成です。

うーんかっこいい。素晴らしい。後頭部のネジを避けるパンチ穴がチャームポイントです。

コールサインパッチをつけるとまた良い。


装備と合わせてみました。

さて長くなったのでもう一回続きます。
次の記事ではベルクロをきれいに貼るコツを解説します。
それじゃ!  


Posted by yoh at 15:29Comments(0)コンセプト・設定DIY