2021年03月15日
ハマポリのガイドラインを緩和しました
今更の報告ですが2016年に提示したハマポリのルールを2020年10月に少し緩和しました。
経緯を綴った一連のツイートを以下に引用します。
ハマポリ立ち上げ当初は炎上を過度に恐れてハリネズミになっていた感はある。警察ものは危ないんじゃないの?と思う人もいるだろうし、正統日警マニアからも反感を買うかもしれないと思っていた。事実軽く煽るツイートも散見された。新興ジャンルが初めのうちは何かといじられるのは仕方ない。
2016年に友人の貸切りサバゲで便乗開催した第1回ハマポリオフでは、2つのことで炎上しかけた。押収物に見立てブルーシートに色々並べた写真が思わぬ形で大拡散し一部で批判された。また現行日警制服再現の参加者の写真をツイートし、批判された。(※本人らはOKしてくれたがネット民は厳しかった)
今でこそ笑い話だが押収物写真の件は米メディア※にまで取り上げられて胃に穴が開くかと思った。
※The Firearms Blogの記事 https://www.thefirearmblog.com/blog/2016/03/11/weapons-seized-in-japan/
また日警制服に関しても今なら「正当に入手できるレプリカを私有地で着用することになんら問題はない」くらいは言えるが、当時は押収物写真とダブルパンチで丸一日寝込むくらいにはトラウマとなった。そして炎上は二度とゴメンと、以下のようなガイドライン※を発表した。
※ハマポリがこの先生きのこるには?
当時は架空LEグループが今よりずっと少なく、それもハマポリに直接影響されたグループや個人だったので僕からの発信はよく浸透していた。先のガイドラインは「ハマポリのルール」というかたちだが、ハマポリ以外の架空LEプレイヤーも当事者意識を持ってこれに則ってくれていたことと思う。
また以降のハマポリイベントは #JPNLEM と命名し自分が主催として先頭に立つよう改めた。これによって責任を持ってイベントの性質をコントロールすることに努めた。なお現時点でJPNLEMを冠する姉妹イベントが2件※開催されたがいずれも事前に相談を受けた上で看板を貸すことを認めている。
※JPNLEM WESTとJPNLEM Outsider
さてガイドラインを作り、皆の協力で問題を起こさずイベントを重ねていくうちメディア露出も増え(サバゲ業界という狭い場だが)ハマポリおよび架空LEの認知は広まっていった。メディアに取り上げられたことはサバゲ界でいちジャンルとして認められたと同義だ。初期にあった類の煽りはなりを潜めた。
そして現在「架空LE」はよりサバゲ界に広まり僕がコントロールできる規模を超えてしまった。先のハマポリのルールではコミケや街路を会場とするコスプレイベントへの参加は自粛することとしており、その他の架空LEプレイヤーもそれに準っていたが現在そのルールは形骸化しかけているのが実情だ。
幸いコミケや街路コスイベで架空LEプレイヤーが原因のトラブルが起きたという話は聞かない。まず第一にプレイヤーがイベントのルールを遵守しているからだろう。サバゲ界で架空LEの認知が進んだおかげで野暮な横槍からの炎上というパターンに発展しにくくなったとも推測できる。
あるいは、そもそも多くの人は我々の遊びを大して気にも留めていなかったのかも知れない。そう、僕が一人で怯えてハリネズミになっていただけだったのでは? なんてことを実は結構前から考えていた。
要するに、なんか大丈夫そうだから4年前に宣言したルールのうち
・ストフェスなどの街路で行われるコスプレイベント
・コミケなどの大規模イベント
での架空LE参加自粛は撤廃しようかなと考えています。
ルールを追加していくのは簡単だが緩めるのは結構勇気がいります。
ルールを緩めた途端に問題起こしたりした日にゃ良い笑いものなので架空LEプレイヤーのみなさんにはあくまで節度を持った行動をお願いする次第です。
なお元ツイートはこちらからツリーで辿れます。
https://twitter.com/yoh_ill/status/1319934683816153088?s=20